インディアナ州の交通環境

ハイウェイ網・航空施設・国際港湾施設

インディアナ州の州都インディアナポリスには、8本のインターステート・ハイウェイが集結し、各都市を結んでいます。全米で7本以上のインターステート・ハイウェイが集結するのは、インディアナポリスだけです。インディアナが「アメリカの十字路」と呼ばれる所以です。車で半日の距離に20超の大規模都市圏市場があります。I-65がインディアナ州を南北に縦断し、I-70およびI-74が東西に横断して、さらにI-69がインディアナ州北東部の工業地帯およびデトロイトや五大湖周辺の主要都市を結ぶ幹線となっています。

一方、鉄道輸送はインディアナ州内の製造業にとって、もう1つの輸送手段です。インディアナ州は、もっとも鉄道が集中している州の1つです。

さらに航路については、インディアナ州には680もの航空施設があり、そのうちの最大の空港はインディアナポリス国際空港です。空港10カ所、うち3カ所は国際空港です。

また、インディアナ州には、3つの国際港湾施設があります。まず、シカゴの東方に位置するバーンズ・ハーバーは、セント・ローレンス航路の船舶用に建設されたミシガン湖で唯一のディープ・ウォーター港で、「ローロー船」用施設を擁しています。また、インディアナ州南部のオハイオ川沿い(Mount Vernon)には、マウントバーノン港があるほか、さらに、内陸水路システム(Jefferson)では、最新鋭で最大起重能力450トンを誇るジェファーソンビル港という本格的な港湾施設があります。

素晴らしい立地条件と物流拠点

  • 全米トップのインターステート・ハイウェイの通過地点であり、インディアナ州は、アメリカ中西部のなかの中心に位置している。全米最高の8本の主要高速道路が集結し、17,702kmにおよぶ高速道路を有するインディアナ州は「アメリカの十字路」と呼ばれている。
  • 幹線道路は総距離にして17,702kmを超え、8つの州間幹線道路が通っている – 国内他州いずれよりも多い。
  • インディアナ州で現在使用されている鉄道路線は、合計7,242kmに及ぶ(稼働している線路の距離は6,702km) 、又、鉄道貨物輸送の規模では第3位となっています。
  • オハイオ川に2つの国際港湾施設とミシガン湖に1つの国際港湾施設を有する。
  • 毎年、11億トンを超える貨物がインディアナ州を通過して輸送されている。これは合計貨物量で全米第5位である。
  • FedExの空路のハブとしては世界第2位の規模を誇る。
  • インディアナ州は、10年以上にわたって、州のインフラ整備・経済成長のために、120億ドル超を投資している。これは公共インフラで全米最大の投資額である。
  • インディアナポリスから24時間のトラック輸送で全米80%の市場をカバーできる。
  • 主要空港であるインディアナポリス国際空港は、10億ドル余を投じて、航空の拡張と改善をおこなった。

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